1. 820kmのロングドライブへ
愛知から福岡まで、その距離およそ820km。
新型40系アルファードHEVの真価を試すべく、夜21時に出発。
渋滞なし、風の抵抗ありというリアルな条件下で、「無給油完走」に挑戦してきました。
2. 【結論】実燃費と驚きのコストパフォーマンス
福岡に到着して驚いたのは、その圧倒的な経済性です。
- 走行距離： 823km
- メーター表示燃費： 17.6km/L
- 満タン法（実測）： 17.0km/L
- 使用ガソリン代： 約6,000円
- 高速料金： 12,000円
福岡到着時にちょうどエンプティランプが点灯するという、完璧な航続距離を見せつけてくれました
ちなみに去年は90キロ巡行で驚異の１９km/Lを記録しましたｗ
3. 「700kmノンストップ」を可能にした運転設定
今回、820kmという距離をほぼノンストップで走れた理由は、進化した運転支援システムにあります。
- ACC設定： 100km/h固定
- 加速特性： 「弱」に設定（無駄な加減速を抑え、燃費と快適性を両立）
- 運転の感覚： 「車に任せられる」安心感が凄まじく、ハンドルを握る緊張感から解放されます。
「疲労を感じない＝脳が疲れない＝眠くならない」という好循環。700km地点でも体が全くピンピンしていたのには驚きました。
4. レーンキープの「得意」と「苦手」
最新のLTA（レーントレーシングアシスト）も使い倒しました。
- 得意： 前走車がいれば、車線がなくてもしっかり追従。
- 苦手： 「車線が消え、かつ前走車もいない状況」では外れることもあるため、過信は禁物ですが、アシストとしては極めて優秀です。
5. 今回の影の主役：ミシュラン X-ICE SNOW SUV
冬の長距離を支えてくれたのは、ミシュラン X-ICE SNOW SUVでした。スタッドレスの常識を覆す性能です。
- 静か： ロードノイズを抑え、音による疲れが出ません。
- 安定： スタッドレス特有の「ヨレ」や不安定さがなく、高速巡航もビシッと安定。
- 低燃費： このタイヤで実燃費17.0km/Lを叩き出したのが、性能の証です。
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6. まとめ：40系HEVは「時間と体力を買う」車
820kmを無給油で走り抜き、ガソリン代はわずか6,000円。
しかし、この車の本当の価値は、燃費の良さ以上に「目的地に着いた後の自分の体力がほぼ残っていること」にあると感じました。
移動を「苦」から「楽」に変える40系アルファードHEV。長距離派なら、迷わず買いです！
