【Excel】相対参照、絶対参照 

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は?相対?絶対?なんのこと!?

相対参照の場合、セルC1の数式がセルC2にコピーされると、数式は自動的に相対的に変化します。
()内は表示される計算値です。

 ABC
1105=A1+B1 (15)
286=A2+B2 (14)
357=A3+B3 (12)

デフォルトはこれですよね。

絶対参照の場合、セルC1の数式がセルC2にコピーされても、絶対参照のセルは変化しません。
$がついているのが絶対参照のセルになります。

 ABC
1105=A1+$B$1 (15)
286=A2+$B$1 (13)
357=A3+$B$1 (10)

ちなみに「F4」キーを押せば、相対参照⇔絶対参照切り替えれます。
また行だけ、列だけ絶対参照にするということもできます。

行だけ絶対参照

 ABC
1105=A1+B$1
286=A2+B$1
357=A3+B$1

これだと何が変わるのかわかりませんよね?
D列にコピーしてみましょう!

 ABCD
1105=A1+B$1=B1+C$1
286=A2+B$1=B2+C$1
357=A3+B$1=B3+C$1

すると行の1は固定で列の参照が変わっていることがわかるかと思います。

続いて列だけ絶対参照にしてみます。

 ABCD
1105=A1+$B1=B1+$B1
286=A2+$B2=B2+$B2
357=A3+$B3=B3+$B3


すると行は番号がずれていますが、列は変わっていないことがわかります。

VLOOKUP関数を使う時など、一つの関数の中に複数の参照先が入っている場合は
コピーするとすべてコピー先に合わせてズレてくれるのが鬱陶しく感じるので、
この方法を知っておくだけで、かなりの時短になります🎵

VLOOKUP関数で言うと、検索値の列は絶対参照で固定で、検索範囲は絶対参照、行だけコピー先に合わせて変えるテクニックがあります。

A
1=VLOOKUP($A1(検索値),$B$1:$D$3(検索範囲),2(戻り値))
2=VLOOKUP($A2(検索値),$B$1:$D$3(検索範囲),2(戻り値))
3=VLOOKUP($A3(検索値),$B$1:$D$3(検索範囲),2(戻り値))

(これでB列にコピーで戻り値が変わってくれると最高なんですが、そこは別記事で紹介します)

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