憧れのガヤルド、ついに納車──しかし…
ついに納車された、念願のランボルギーニ・ガヤルド。
数年越しの夢が叶った瞬間でした。
──が、自宅に納車されたその直後。
自分でもエンジンをかけようとしたところ、、、
「えっ、キーが回らないんだけど…?」
そう、シリンダーがまったく動かない。ハンドルもロックされたまま。
納車初日とは思えないトラブルに、正直背筋が凍りました。

キレイだろ?動かないんだぜ
症状の整理:まったく回らない
- キーは奥まで刺さる
- 0°も回らない(LOCK → ACCにすら行けない)
- ハンドルロックが効いたまま固定
- バッテリーはCTEK接続中、LEDは「3」表示(Bulk充電中)
- ギアは入っていたが、MT車なので関係なし
自分で試したこと(全部ダメ)
- CTEKで一晩充電(→ 変化なし)
- ハンドルを左右に揺する+キーを揺すってみる(→ 固いまま)
- スペアキーでも試す(→ 同様にNG)
- ボンネット開いてた?→ 関係なし
- いよいよ「シリンダー交換か…?」と覚悟しかけたその時──
鍵穴掃除で一発解決!
ダメ元で試したのが、これ。
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乾式タイプの潤滑剤。
まず洗浄をし、粉を鍵穴にひと振り → キーを数回抜き差し → 拭き取り…
たったこれだけ。
すると──
「カチッ」
回った。スルッと。まるで新品のような感触で。
ワッツ!?!?!?!?
プロが言うには
- 鍵筒は精密構造なので、油系の潤滑剤(CRCやKURE)は逆効果
- グラファイトやボロンナイトライドなどの乾式潤滑が正解
再発を防ぐには?
対策 | 内容 |
---|---|
乾式潤滑剤で定期ケア | 6~12ヶ月に一度、軽く一振り。液体潤滑剤はNG |
スペアキーを交互に使う | 摩耗分散&変形の早期発見 |
ハンドルロックに負荷をかけない抜き方 | 真っ直ぐ戻してからキーを抜く癖を |
遊びが出たら早めに点検 | ガタつきはリテーナーピンやハウジング損傷の予兆 |
万が一に備えて:修理費用の相場
内容 | 費用 |
---|---|
鍵穴清掃+潤滑 | 自分でやれば数百円(今回の方法) |
鍵筒(イグニッションシリンダー)交換 | 3〜5万円(部品代) |
ハウジング(ステアリングロックASSY)交換 | 15〜20万円(工賃込み) |
ディーラーに全任せ | 約8〜9万円(点検・初期化含む) |
まとめ:焦らず冷静に。CRCは使わない!
「納車初日から走れない」という想定外の出来事でしたが、
落ち着いて原因を一つずつ潰していった結果、たった数百円の潤滑剤で解決しました。
あの時、力任せに回してキーを折っていたらレッカー&高額修理コースでした…。
🚗 あなたのガヤルドが回らなくなったら
まずは焦らず、乾式潤滑剤で掃除&潤滑 → それでもダメなら専門店へ。
同じトラブルに直面した誰かの参考になれば嬉しいです!