納車初日から動かない!?ランボルギーニ・ガヤルドのキーが回らなかった話

憧れのガヤルド、ついに納車──しかし…

ついに納車された、念願のランボルギーニ・ガヤルド。
数年越しの夢が叶った瞬間でした。

──が、自宅に納車されたその直後。
自分でもエンジンをかけようとしたところ、、、

「えっ、キーが回らないんだけど…?」
そう、シリンダーがまったく動かない。ハンドルもロックされたまま
納車初日とは思えないトラブルに、正直背筋が凍りました。


キレイだろ?動かないんだぜ

症状の整理:まったく回らない

  • キーは奥まで刺さる
  • 0°も回らない(LOCK → ACCにすら行けない)
  • ハンドルロックが効いたまま固定
  • バッテリーはCTEK接続中、LEDは「3」表示(Bulk充電中)
  • ギアは入っていたが、MT車なので関係なし

自分で試したこと(全部ダメ)

  1. CTEKで一晩充電(→ 変化なし)
  2. ハンドルを左右に揺する+キーを揺すってみる(→ 固いまま)
  3. スペアキーでも試す(→ 同様にNG)
  4. ボンネット開いてた?→ 関係なし
  5. いよいよ「シリンダー交換か…?」と覚悟しかけたその時──

鍵穴掃除で一発解決!

ダメ元で試したのが、これ。

乾式タイプの潤滑剤。
まず洗浄をし、粉を鍵穴にひと振り → キーを数回抜き差し → 拭き取り…
たったこれだけ。

すると──
「カチッ」
回った。スルッと。まるで新品のような感触で。

ワッツ!?!?!?!?


プロが言うには

  • 鍵筒は精密構造なので、油系の潤滑剤(CRCやKURE)は逆効果
  • グラファイトやボロンナイトライドなどの乾式潤滑が正解

再発を防ぐには?

対策内容
乾式潤滑剤で定期ケア6~12ヶ月に一度、軽く一振り。液体潤滑剤はNG
スペアキーを交互に使う摩耗分散&変形の早期発見
ハンドルロックに負荷をかけない抜き方真っ直ぐ戻してからキーを抜く癖を
遊びが出たら早めに点検ガタつきはリテーナーピンやハウジング損傷の予兆

万が一に備えて:修理費用の相場

内容費用
鍵穴清掃+潤滑自分でやれば数百円(今回の方法)
鍵筒(イグニッションシリンダー)交換3〜5万円(部品代)
ハウジング(ステアリングロックASSY)交換15〜20万円(工賃込み)
ディーラーに全任せ約8〜9万円(点検・初期化含む)

まとめ:焦らず冷静に。CRCは使わない!

「納車初日から走れない」という想定外の出来事でしたが、
落ち着いて原因を一つずつ潰していった結果、たった数百円の潤滑剤で解決しました。

あの時、力任せに回してキーを折っていたらレッカー&高額修理コースでした…。


🚗 あなたのガヤルドが回らなくなったら

まずは焦らず、乾式潤滑剤で掃除&潤滑 → それでもダメなら専門店へ
同じトラブルに直面した誰かの参考になれば嬉しいです!

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